成人式前撮りで後悔しないためのチェックポイント|予約時期・事前準備・当日の注意点
作成日:2025年9月16日

こんにちは!花十色です。
大阪・京都で成人式の振袖やきもののご相談をいただく中で、特に多いのが「成人式前撮りをどう準備すればいいのか」というお悩みです。成人式前撮りは一生に一度の大切な思い出になる反面、準備不足や下調べ不足で「もっとこうすればよかった」と後悔する方も少なくありません。
この記事では「成人式前撮りで後悔しないためのチェックポイント」を、予約時期・撮影事前準備・当日の注意点に分けて解説します。この記事を読むと、前撮りでよくある失敗例や、スムーズに撮影を進めるための具体的な準備内容が分かります。
これから前撮りを控えているご家族や、初めて成人式の準備をされる方には特に役立つ内容です。ぜひ最後までご覧ください。
成人式前撮りでよくある後悔とは

成人式前撮りでは「もっと早く予約すればよかった」「理想のヘアメイクにならなかった」「撮影時期・時間やロケーションを考えていなかった」などの後悔が多く聞かれます。
前撮りは一生に一度の特別な撮影なので、当日に不安や不満を抱えると、そのまま記念の写真にも気持ちが残ってしまいます。成人式前撮りは事前の準備とチェックによって失敗を防ぐことができます。
ここでは代表的な後悔例を紹介します。
希望日に予約が取れなかった
成人式前撮りで最も多い後悔が「希望する日程で予約できなかった」という声です。
特に春や秋のシーズンはロケーション撮影の人気が高く、数か月前から埋まってしまうことがあります。大阪や京都の有名な神社や庭園での撮影は、観光シーズンと重なるため予約が難しいケースも少なくありません。そのため、希望の時期や背景で撮影したい場合は早めの予約が必要です。
花十色では、毎年春と秋にこだわりの前撮り撮影会を開催しております。振袖ご成約時に前撮り日程のご予約と成人式のお支度のご予約を承っております。良い時間帯や日程をお選びいただくためにもお早めのご来店をおすすめしております。
ヘアセットが理想と違った
当日のヘアセットで「思っていたイメージと違った」という後悔もよく耳にします。振袖に合わせた髪型は、普段のスタイルとは違うため、担当スタイリストに写真やカタログを見せてしっかりと要望を伝えることが大切です。成人式前撮りは華やかさを重視する方もいれば、ナチュラルに仕上げたい方もいます。好みを伝えずにお任せにしてしまうと、自分らしい姿を残せない可能性があります。
花十色では当店専属スタッフが個性やご要望に合わせてオンリーワンのヘアセット・メイク(ご希望の方)をさせて頂きます。
※メイクはオプションです。
家族写真を撮らなかった
振袖姿の記念撮影に集中してしまい、家族写真を残さなかったことを後悔する方もいます。成人式前撮りは、お嬢様だけでなく、ご家族にとっても大切な節目です。ご両親や祖父母様とご一緒に写真を撮っておくことで、家族全員にとって一生の宝物になります。晴れ着姿で美しいロケーションを背景に家族写真を残すと、より思い出深いアルバムが完成します。
花十色では、前撮りをご家族様にとっての「ひと足早めの二十歳のお祝い」の日とし、ご家族の思い出づくりをコンセプトに振袖写真記念撮影会を実施しております。

着崩れしてしまった
成人式前撮りで見落としがちな後悔が、着物の着崩れ対策をしていなかったことです。
振袖は帯や重ね衿、帯揚げなどを使って華やかに仕上げるため、普段の洋服よりも重みがあります。長時間の撮影で歩いたり座ったりすると、帯が緩んだり衿元がずれたりしてしまうことがあります。補正用タオルや腰ひもをしっかり使ってもらうこと、必要に応じて休憩中にスタッフに直してもらうことを想定しておくと安心です。
また、振袖着用時の簡単なマナーを事前に知っておくと着崩れを防ぐことが可能です。
表情やポーズの練習をしていなかった
撮影当日に「どんな表情をすればいいか分からなかった」という声も多いです。
プロのカメラマンはポーズを指示してくれますが、自分らしい笑顔や仕草を意識して練習しておくと、より自然で美しい写真が残せます。
鏡の前で笑顔の練習をしたり、スマホでポーズを撮影して確認したりすると、自信を持って本番に臨めます。
予約時期のチェックポイント

成人式前撮りで後悔しないためには、予約時期をきちんと押さえることが大切です。予約を遅らせてしまうと、希望の日時や人気のロケーションがすでに埋まってしまい、妥協せざるを得なくなります。特に大阪や京都のように観光需要が高いエリアでは、桜や紅葉のシーズンに予約が集中するため、早めの行動が必要です。
春・夏・秋・冬それぞれの撮影時期の特徴
春は桜や新緑の背景で華やかな写真が撮れるため、人気の高い季節です。桜の満開時期は短いため、前年の秋ごろから予約を始める方も多くいます。
夏は人の少ない時期で、予約が比較的取りやすいのが魅力です。ただし気温が高いため、屋内撮影を中心に考えるのが無難です。
秋は紅葉やイチョウ並木を背景にできるため、特に京都では非常に人気があります。紅葉のピークは11月中旬から12月初旬で、予約は半年前には埋まりやすい傾向です。
冬は空気が澄んで写真がきれいに写りやすく、成人式直前の記念撮影に選ばれることが多いです。
花十色では、春はゴールデンウィーク、秋は10月~11月に前撮り撮影会を実施しております。スタジオ撮影だけでなく、お寺でのロケーション撮影も可能です。歴史的な背景や自然の風景を背景に、特別な一枚を残すことができます。オプション料金は発生いたしませんのでご安心ください。
早めの予約が必要な理由
ロケーション撮影をご検討されている方は、ご予約時間も大切です。あまり遅い時間になると周囲が暗くなってくることもあり、満足のいく仕上がりにならない可能性もあります。人気のお時間からご予約枠は埋まっていきますので、お早目のご来店をおすすめいたします。
花十色でも多くのお客様が成人式の2年半前(高校3年生)からご相談にいらっしゃいます。ご予約を早く済ませておくと、振袖の種類や撮影プランの選択肢が広がり、ご希望どおりの前撮りが実現できます。

撮影準備のチェックリスト

成人式前撮りを成功させるためには、当日までに準備しておくべきことをリスト化しておくと安心です。特に振袖に必要な小物や撮影に関わる持ち物は、忘れてしまうと撮影がスムーズに進まなくなる可能性があります。ここではチェックリストとして押さえておきたいポイントを紹介します。
持ち物リストの確認
振袖の着付けに必要な小物は、前板・後ろ板・伊達締め・腰ひも・コーリンベルト・襟芯・足袋・肌着・補正用タオルなど多岐にわたります。これらを忘れると着付けができず、撮影が延期になる場合もあります。
花十色では撮影会で着用されるお嬢様とご家族のきものを事前にお預かりして確認し、当日まで保管させていただいております。着付け小物(肌着・足袋を除く)は花十色でご用意いたしますのでご持参不要です。ご家族着付けをご利用の方にもご用意いたします。
髪飾りはつぶれたり壊れる可能性がございますので、前撮り当日にご持参ください。

撮影会はお支度から撮影、写真選びまで約4~5時間の長丁場となります。きものを着慣れないお嬢様にとりましては大変な負担ですが、できる限り不安や負担を軽減し最高のお写真を撮って頂けますよう行っております。
その他、あると便利な持ちものをリストにしてまとめましたのでご確認ください。
その他あると便利な持ち物 |
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ハンカチ・ティッシュ・絆創膏 |
飲み物 |
スマホ・自撮り棒・モバイル充電器 |
コンパクトな財布 |
メイク直し用コスメ・鏡 |
思い入れのあるもの(ぬいぐるみ・推し活グッズ・楽器など) |
ヘアスタイルの決定
成人式前撮りではヘアセットが大きな印象を左右します。撮影当日に「イメージと違った」とならないように、スタイリストとの要望共有は欠かせません。参考になるヘアスタイルの写真をスマホで保存して持参すると、美容スタッフに希望を正確に伝えやすくなります。
最近は、きっちりとまとめた大人っぽいタイトシニヨンや可愛らしい玉ねぎヘア、金箔や水引、パールを使ったアレンジも人気です。
自分に似合うスタイルを探して、納得できる形で当日を迎えましょう。
ご家族との撮影準備
成人式前撮りを家族で一緒に撮影する場合、家族の服装準備も重要です。家族で統一感のある服装にすると写真全体がまとまり、振袖姿がより引き立ちます。撮影前に家族全員で打ち合わせをしておくと、当日慌てることがありません。
花十色では、毎年4割の方がきもの姿でお嬢様と撮影をされています。ご家族1名様のきもの着付を無料で実施しております(2人目以降半額)。ご家族のヘアセット・メイクも半額で承っておりますので、お手持ちのきものを前撮りの際に着用されませんか?
ご家族撮影の様子



当日の注意点

前撮り当日は緊張や忙しさから忘れ物や段取りの乱れが起こりやすいものです。時間に余裕を持ち、心の準備を整えて臨むことが大切です。大阪や京都でのロケーション撮影の場合は、移動や天候の影響もあるため、さらに注意が必要です。ここでは当日の具体的な注意点を紹介します。
前撮り当日のスケジュール管理
撮影当日はお支度に時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
着付けとヘアセットで約2時間、撮影で1〜2時間ほど必要になります。移動を伴うロケーション撮影ではさらに時間がかかるため、4~5時間程度かかることを想定しておくのが安心です。時間が押してしまうと焦りが表情に出てしまうため、できるだけ余裕を持つことがポイントです。
花十色の前撮り撮影会スケジュール

天候と撮影ロケーションの確認
屋外での前撮りは、天気の影響を大きく受けます。雨や強風の日は撮影が難しいため、事前に代替プランを確認しておくと安心です。また、京都の神社や庭園では観光客が多い日を避けるなど、混雑状況も考慮して日程を選ぶと撮影がスムーズに進みます。
花十色ではスタジオ撮影とロケーション撮影を組み合わせているため、天候に左右されずに思い出を残すことができます。雨天でのロケーション撮影の場合もカメラマンが屋内や屋根のある場所を選んで晴れの日とはまた違った魅力のある写真を撮影してくれるので安心です。
大阪・京都の成人式会場のまとめ

最後に、花十色茨木店・宇治店のお客様がご出席される成人式会場を一覧にしてまとめましたので、ご覧ください。
【大阪エリア】
・茨木市:おにクル・大ホールほか(茨木市駅前3丁目9-45)
・箕面市:箕面市立文化芸能劇場 大ホール(箕面市船場東3丁目10-1)
・高槻市:高槻城公園芸術文化劇場 南館 トリシマホール(高槻市野見町6-8)
・吹田市: Panasonic Stadium Suita(市立吹田サッカースタジアム)
・交野市:星の里いわふね(交野市私市9-4-8)
・枚方市:枚方市立19中学校体育館
【京都エリア】
・宇治市:宇治市文化センター(宇治市折居台1丁目1)
・京都市:京都市勧業会館みやこめっせ(左京区岡崎成勝寺町9-1)
・長岡京市:京都府長岡記念文化会館(長岡京市天神4丁目1-1)
・木津川市:京都府立けいはんなホール(相楽郡精華町光台1-7)
・八幡市:八幡市文化センター(八幡市八幡高畑5-3)
・井手町:井手町立山吹ふれあいセンター(綴喜郡井手町井手二本松2-1)
・城陽市:文化パルク城陽(城陽市寺田今堀1)
・京田辺市:田辺中央体育館(京都府京田辺市田辺丸山19)
・久御山町:久御山町役場コンベンションホール(京都府久世郡久御山町島田ミスノ38)
・宇治田原町:宇治田原町総合文化センター(綴喜郡宇治田原町大字岩山沼尻46-1
まとめ
成人式前撮りで後悔しないためには、予約のタイミング、撮影準備、当日の段取りをしっかり整えることが大切です。希望する日程やロケーションを選ぶためには成人式の2年半前からの予約が理想であり、早めの行動が必要です。
また、撮影準備として前撮りに必要な持ち物リストを確認し、入念にヘアセットの下調べや振袖マナーの確認、表情・ポーズの練習を行うことで、自分らしい振袖姿を残すことができます。
さらに、ご家族で撮影する場合は服装の準備や打ち合わせを事前にしておくと安心です。撮影当日は余裕のあるスケジュールを組み、気持ちの準備しておくことで、思い通りの写真を残すことができます。
成人式前撮りは一生に一度の大切な節目です。しっかりと準備をして臨むことで、振袖姿を美しく残すだけでなく、ご家族にとっても心に残る思い出になります。大阪・京都での前撮りを検討している方は、今回ご紹介したチェックポイントをぜひ参考にしてください。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、花十色へお気軽にご相談ください。
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